お知らせ

過去の更新情報

2023/12/06

第11回 認知症疾患医療センター研修会を開催しました。

第11回 認知症疾患医療センター研修会を開催しました。
令和5年9月13日(水)、認知症疾患医療センター第11回研修会をZOOMにて開催し、当日は45名の方々にご参加頂きました。
今回は国立大学法人 新潟大学 脳研究所附属統合脳機能研究センター 臨床機能脳神経学分野 教授 島田斉 先生より
「アルツハイマー病の次世代治療を見据えた脳画像検査」と題し、アルツハイマー病患者の脳に集積する、アミロイドβやタウなどのタンパクを標的としたPET検査について、最新の知見を含めてご講演頂きました。
また、レカネマブなどのアルツハイマー病の疾患修飾薬を導入する際の、アミロイドβについてのPET検査の使用方法についても詳細に解説していただきました。
この講演で学んだ事を実際の業務でも活かして頂ければ幸いです。

2019/12/09

令和元年 認知症対応力向上研修について(ご案内)

当認知症疾患医療センターでは、県内の認知症対応力向上のため、認知症の医療・ケアの相談業務に従事されます方を対象に下記のとおり「認知症対応力向上研修」を開催いたしますのでご案内申し上げます。
日時    令和2年1月30日(木)
場所    奈良県立医科大学 スキルスラボ棟3階 研修室1
対象者   認知症の医療・ケアの相談業務に従事する者
内容    日程表のとおり(別紙)
募集定員  30名
お申し込み方法  申込用紙に必要事項にご記入の上、電子メールで申し込みしてください。
申込受付期間   令和元年12月10日(火)~令和2年1月10日(金)迄

 

募集要項

会場案内

受講申込書

 

 

2017/08/23

平成29年度 全国認知症疾患医療センター連絡協議会へ参加しました

平成29年8月4日(金)地域精神医療フォーラム (東京田町)へ参加してきました。
このフォーラムは毎年全国認知症疾患医療センター連絡協議会と併せて行われており、全国の認知症疾患医療センター担当者が挙って集まる場になります。例年認知症にかかわる様々な課題について取り上げられています。
今年度の連絡協議会は認知症疾患医療センターについてのアンケート調査と今後求められる役割と題した内容でした。その中で認知症の症状が進んできた段階における終末期ケアの在り方に関して、「終末期医療」から「人生の最終段階における医療」に変わり最後まで尊厳を尊重した人間の生き方に着目した医療を目指すことが重要であるとお話がありました。アドバンス・ケア・プランニング(ACP)自分で意思表示が出来なくなった場合の将来的医療について、家族や医師などが継続的に話あうACPをどのように普及させていくかという課題も示されました。
 私たち奈良県の認知症疾患医療センターとしても、地域の実情に応じて必要な対応を担当者連絡会や、研修会を通じて形にしていきたいと思います。

2017/08/23

第5回 認知症疾患医療センター研修会を開催しました。

第5回 認知症疾患医療センター研修会を開催しました。
平成29年7月20日(木)、厳橿会館3階大ホールにおいて、認知症疾患医療センター第5回研修会を開催し、当日は定員を超える79名の方にご参加頂きました。
今回は秋津鴻池病院 認知症疾患医療センター センター長 平井 基陽先生より
「地域型認知症疾患医療センターの役割」と題し、認知症疾患医療センターの役割、初期集中支援チーム、改正道路交通法、認知症について病院での取り組みについてご講演頂きました。
また、講演の終盤には改正道路交通法についてのお話があり、アンケートでも初期集中支援チームと併せて現状が知れてとても参考になったとの意見が沢山聴かれました。
この講演で学んだ事を実際の業務でも活いかして頂ければ幸いです。

2017/02/27

認知症対応力向上研修を開催しました。
平成29年2月16日(木)、17日(金)と2日間にわたり、認知症疾患医療センター対応力向上研修を開催しました。
1日目は、センター担当医師より「認知症の基礎知識」、センター担当心理士より「認知症のスクリーニングテストの実際について」当院看護師より「認知症高齢者の基礎知識」、センター担当PSWより「認知症疾患医療センターについて」の講義を行いました。
2日目は、センター担当医師より「認知症の画像診断と薬物療法について」の講義、そして橿原市地域包括支援センター藤田氏、本多氏により、「認知症の地域連携」についての講義をいただき、その中で提供いただいた事例について全体でグループワークを行いました。
昨年に続き対象者は「認知症の医療・ケアの相談業務に従事する方」とし、地域の医療機関、精神科病院、地域包括支援センター、役場、介護施設より、医師、精神保健福祉士、社会福祉士、ケアマネージャー、介護支援専門員、看護師、保健師、作業療法士、介護福祉士の計33名の参加者とともに、地域型認知症疾患医療センター職員の協力のもと、全体で取り組むことができ大変充実した時間となりました。
講義においては認知症疾患医療センターの普及啓発と共に地域包括支援センター、医師、看護師、心理士、精神保健福祉士と多職種が認知症疾患医療センターにおけるそれぞれの立場での講義を行いました。
グループワークでは各グループに多職種が入って頂けるようにグループ分けを行いました。
グループワークが進むにつれて、多職種で活発に意見を交わされていました。グループワーク終了後は各グループより発表を頂き、それに対して質疑応答を行いました。
少人数での研修にしたことにより、参加者同士の交流も密にとることができたため、研修終了後の連携にもつなげて頂けたらと願っております。認知症の支援体制の構築や認知症の方への支援には「連携、人とのつながり」が欠かせないものであると再認識できた2日間でした。

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