第4回認知症疾患医療センター事例検討会 第6回認知症疾患医療センター担当者連絡協議会を開催しました。
平成27年9月2日(水)、厳橿会館3階大ホールにおいて、認知症疾患医療センター事例検討会を開催しました。今回は奈良県立医科大学附属病院 精神科医師 松岡 究先生より「認知症に伴う失語症の症例」 富永病院 言語聴覚士 山本 有佳里先生より「もの忘れ外来~言語リハビリの取り組み~」についてお話を頂きました。
失語の方の鑑別から治療、その後のリハビリについてご講演を頂くことで失語症に対する取り組みや今まで見えなかった部分が少しは感じて頂ける機会になったかと思います。
今後も実務に活かせることや、情報を共有し共に勉強できるような機会を作っていきたいと思います。
認知症疾患医療センター担当者連絡協議会を同日、認知症疾患医療センター4病院と保健予防課、地域包括ケア推進室の方に参加頂き開催しました。
各疾患医療センターの取り組みについて報告事項、地域包括ケア推進室より研修や地域での啓発について報告がありました。保健予防課よりは各疾患医療センターの実績の報告について統一した方法や事業評価の方法を今後継続して検討していかれるとのことでした。
当センターよりは7月に参加させて頂きました、地域精神医療フォーラムについて報告をさせて頂きました。併せて今後、奈良県内の各疾患医療センターの連携がより強化出来るような取り組みについて提案をさせて頂きました。
今後連携強化について各疾患医療センターで調整協議会を開催し形にしていきたいと思っています。
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